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珍味の世界(1)
●第一回「梅かんざし」●●●
◆商品化の原点
ある時、今ではコンビニの梅のおにぎりに入ってる、種無し梅玉がポンッと私達の前に現れました。「これの見た目を良くしたらいいんじゃないか」という単純な発想で、いろんな物を挿したり、包んだりしてみました。コンブを挿したところ相性が一番良く、第一印象は、「まぁなんと、かんざしみたいな。」と言う風に思ったので、これまた単純な発想で、商品名を「梅かんざし」にしました。
現「梅かんざし」はコンブは短いですが、発売当初(約16年前に発売)は3倍ほど長く、持ち手が二又に分かれていました。見た目は、かんざし風でとても綺麗なのですが、コンブの2又切りは、実は手作業でかなり手間がかかり、また小包(ピロー)に入れること出来ませんでした。そこでラインナップに追加したのが、現「梅かんざし」です。小包(ピロー)に入れるため長さを短くしました。現在では、長いサイズの「梅かんざし」は販売しておりません。
◆味
肝心の味に関しては、最初にあの梅のすっぱい味がきます。その後、コンブのまろやかな味が梅のすっぱさを優しく包んでくれ、お口の中に楽園が広がります(決して大袈裟ではありません)。
◆疑問?
皆さん、この商品がスーパーなどで陳列されているのをご覧になったことがありますか?私はないです。そうなんです。問屋の方に聞いたところ商品は小売店へ出荷していなかったのです。ここで一つの疑問が出てきます。では、いったい「梅かんざし」はどこへ出荷され、だれにどういった風に食べられているのか?問屋さんにお願いし出荷先を訪問しました。その訪問先は、「料亭」で、どのようにお客様に出されているのか尋ねると、「梅かんざしを天ぷらで揚げていただきます。」と・・・。うーん。驚きました。ひとつ食べましたが、これまた逸品という感じでした。
◆おわりに
「梅かんざし」は、現在でも生産・販売されていますが、通常スーパーなどでは見ることができず、料亭など一部の飲食店でのみ味わうことができます。
※08/22/2001
「梅かんざし」はお客様の声により販売決定いたしました。
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